映画「ダヴィンチコード」公開を直前に控え予想通りこれに関連したプログラムが登場した。
ケーブルテレビ系でナショナルジオグラフィックチャンネルで 4月28、29、30日3日間連続放送。 第一夜「禁断の聖書:ユダが残した福音書の衝撃」 ・番組解説ー福音書の編纂は異教徒のローマのコンスタンチヌス帝、 取り入れられた福音書はマルコ、マタイ、ルカ、ヨハネ、、、、 私の予想:裏切りものとされるユダではなく キリストの12使徒の一人ユダトマスの福音書の内容が取り上げられそう。 衝撃という言葉から考えられるのはこの福音書の内容。 キリストの双子の兄弟ともとれる福音書の表現は言葉どおり兄弟と理解するのは コンセンサスが得られていないようだが、、、、 と考えた私はかなり浅はかだった。 alice-roomさんのブログや今では注目を浴びる非常に政治色の濃い勝谷さんのブログ、 ひいてはNHKニュースでも取り上げられたイスカリオテのユダの福音書を指しているようだ。 これの英訳を出したのもこの番組の放送をするナショナルジオグラフィック。 よって指す福音書はトマスのものではない。 多くの通の情報を参考にすれば答えは簡単。 ナショナルジオグラフィックはユダの福音書の英語版発表とダヴィンチコードの映画公開、 これらをうまくからませて相乗効果を狙っているのだろう。 第二夜「禁断の聖書:キリスト教の歴史を紐解く 〜テンプル騎士団〜キリストのライバル〜ヨハネの黙示録 ダヴィンチコードでは避けて通ることのできないテンプル騎士団。 騎士団が権力を如何にして手にいれ、いかにしてつぶされたか。 多くの関連本が指摘しておりダヴィンチコードファンなら知識があるだろう。 果たしてこの番組で既に知識のあるわれわれファンをうならせる内容があるのだろうか? キリストとほぼ同時代を生きたというアポロニウスを取り上げるようだ。 勉強不足でアポロニウスについてはなにも知らない。 勉強しよう。 ヨハネの黙示録を取り上げその信憑性を分析するようだ。 これも私にはコメントできるだけの知識がない。 第三夜「ダヴィンチコード〜真実と虚構の境界線」 これまでのこの手の番組で行われた手法でコードの内容を紐解くようだ。 ダンブラウン、作家、学者のインタビューを並べてコードの真実に迫るらしい。 これまでの番組を超える新味が出せるか否か、期待してまとう。 これまで私が見た番組は30分間〜2時間ものだった。 これは全部で7時間という内容。 タイトルと解説からするとかなりの部分がこれまでに上梓されている関連本と重複していそうだ。 しかし、アポロニウスや黙示録についてはあまりふれられることがなかったので 新味がだせるかもしれない。 個人的にはプッサンとテニエについても触れて欲しいのだが。
by bonejive
| 2006-04-06 23:31
| ダヴィンチコード
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