<   2006年 03月 ( 1 )   > この月の画像一覧

フィレンツェルネッサンスのダヴィンチ

16、17年前の番組でフィレンツェルネッサンスというものがあった。
NHK特集で全6回。
イタリアの名優マストロヤンニが番組前後でコメント。
硬派の番組でイタリア、美術好きにはたまらないものだったと思う。
昨日、たまたまこのビデオをデッキに入れてみると
なんと画面に出たのはダヴィンチの紹介部分だった。
そして登場した絵は東方三博士の礼拝。
なんという偶然か。
内容は、遠近法を研究しつつダヴィンチが描いたもので
工房の絵画としては珍しく未完成と紹介された程度。
当然のごとくモナリザも登場。
ダヴィンチコードファンなら誰もが画面に見入ってしまうだろう。
しかし20年前、多くのダヴィンチの絵画は
遠近法やルネッサンスという観点中心で見られていたということがよくわかる。
このころ既に件の本(レンヌルシャトーの謎)は有名であったはず。
にもかかわらずルネッサンスの作品、特にダヴィンチの作品を
ダヴィンチコードの観点で見るということは
一部の専門家の興味をひく程度だったのだろうか。
しかしながらこの番組で改めてルネッサンスのイタリア美術を見ると
その素晴らしさに改めて圧倒される。
冒頭で登場し、番組そしてルネッサンス当時のフィレンツェへの扉の象徴のように
画面一杯に開かれる天国の扉。
(このの扉を修復した時のメインスポンサーは日本人だったと思う。)
(私の記憶が正しいなら)

実際、この番組の放映前に当地を旅したが
驚いたのは受胎告知と言うタイトルの絵画の多さだ。
一体これは何を意味するのか。
当時の世相の影響が大きいのだろうが、
この辺が分かりやすく書いてある本がないだろうか。

天国の扉が開くように、私がダヴィンチコードで知った
疑問の多くを解きあかすことができたらどんなにすばらしいことだろう。

ダヴィンチコードのヒットでキリスト教にまつわる文献が見直され
再び売れ始めている。
多くの参考文献を列記し、多くの人を魅了する物語を紡いだダンブラウン。
彼の作品を盗作だと訴えるのは
どう考えても原告のやっかみか、和解金目的としか思えない。
[PR]
by bonejive | 2006-03-24 10:42