2006年 05月 10日 ( 1 )

ヨハネの黙示録〜National Geographic Channel

新約聖書の最後に登場するヨハネの黙示録
これがNational Geographic Channelで3日間連続、計7時間放送された番組、
The Secret Bible 3 days の2日目の最後の一時間の番組でした。
最初のテンプル騎士団は非常に見ごたえのある一時間でダヴィンチコードと関連する
知識がちりばめられていて面白かった。
次のキリストのライバル達もなかなか面白い内容でキリスト教のライバルが
どんな人達でどうしてキリスト教が生き残ったかがわかる面白いものでした。
この内容はダヴィンチコードでは触れられなかったキリスト教の歴史ですが
こちらを題材にしたらダヴィンチコードがどれほど興味をかきたてるものになったか疑問です。
さてヨハネの黙示録です。
これは12使徒の一人であるヨハネが流刑で流された島で書いたとされています。
世紀末の戦い(Apocarypse、Armageddon)、多くの歴史上の事件を予言している、
そうではなく苦難の時代に対して未来の希望を持ち信仰を続けることが救済につながるという信者の忍耐を説くものという大きく2つの見解が提示されます。

再現ドラマでは独裁者ともとれる時代のヒーローが登場し、政府を掌握、
武装をして世紀末の戦いを繰り広げます。
このヒーローは666の数字が顔にある。
オーメンのダミアンのようでした。
(オーメンはリメークされ来月6月6日公開のようです)
戦いが始まる直前にカトリックの信者は全て地上から消えます。
そして残された者たちが世紀末の戦いに巻き込まれます。
これは信者が戦いから救済されることの暗示のようですが詳しい解説がなく、
私にはちょっと理解できませんでした。
一方、成すすべも無く戦いによって地上が戦渦に巻き込まれようとした時、
天が裂け、キリストが降臨し悪を挫きます。

これがヨハネによって予言された私達の未来でしょうか?
多くの専門家はきっぱりとそれを否定し、苦難の時代を信者が忍耐強く信仰を続けるために描かれた物語だと断言します。
一方、これを本当の未来と信じ、世紀末の戦いに向けて準備をしている人もいるようで
こちらの人もコメントしており、自らの信念を語っていました。

新約聖書と言えばヨハネの福音書もありますね。
番組ではこの福音書と黙示録では明らかに文章のレベルが異なり、
同じ人物が書いたと考えにくという専門家の意見が提示されます。
どちらも誰が書いたかについては物証がありませんから著者を特定するのは無理でしょう。
番組中では流刑地で蝋燭の火を灯りにして黙示録を書くヨハネが描かれます。
しかし、どうでしょう、流刑地で黙示録を執筆するのに十分なインク、ペン、紙?
蝋燭があったのでしょうか?
このヨハネのシーンは番組の15分目程で出てきており、その後ずっとその疑問が
私の頭の中をぐるぐると廻っていました。
黙示録は映画でもよく取り上げられていて私より詳しい方が多いかと思います。
(私は読んだことがないのでこの番組で知った知識しかありません)
現在の世界情勢を見ると黙示録が未来の予言とも取れなくはありませんが、
これを参考にして神としてキリストが降臨するのを願うのでなく、
自分達の力でArmageddon など起こらないようにしたいというのが私の平凡な感想です。
似たような歴史は何度も繰り替えされていますし、、、
実際、スペイン風邪がそうだったという考えもあるようで、
何でも大量の死者が出る事件が起きればarmageddonだということも
できるような感じがしました。
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by bonejive | 2006-05-10 12:06 | ダヴィンチコード