V フォーヴェンデッタ

正直あまり期待していなかったけど見ても損しないかな〜という映画でした。
第3次世界大戦後のイギリスを舞台に、孤高のテロリスト“V”が国家に立ち向かう近未来スリラー。(Yahooムービーより転載)
この映画の背景はガイ=フォークス・デイ、1605年11月5日の「火薬陰謀事件」。
ガイ=フォークス一味が国王ジェイムズ1世の暗殺目的で
国会議事堂の地下室に火薬をしかけるが事前に情報がもれ、逮捕、処刑された。
事件は国王を首長とする国教会に対立するカトリック教徒たちの陰謀だったようです。
この事件の背景は自分の離婚を認めないバチカンに対抗してイギリス国王が法改正をして
国王を国教会の最高権力者にした事件が発端のようです。
国王は離婚をめぐってバチカンに破門にされたために当時のドイツの宗教改革とは別の次元で
カトリックからプロテスタントになったようです。
国王はカトリックを徹底的に弾圧したようです。
これに対抗してテロを企てた一味がガイ=フォークスたちです。
実際に逮捕され矢面に立たされたのはガイ=フォークスその人でも裏で暗躍していたのは別人物だったようです。つまり彼ははめられたようです。
この事件からガイという言葉が生まれたそうです。
本国イギリスでガイというとお人よしというかだまされやすいやつという意味もあるようですね。

映画の冒頭でこの事件が描かれ、Ⅴがガイ=フォークスの顔を模した仮面で登場します。
大筋はVの復讐劇で最後に復讐は達成され、不満は残りませんが細かい設定に無理あり。
アメリカとイギリスが戦争して(これだけでもありえない!)、
アメリカがイギリスに敗北(これもないでしょう!)
独裁国家と化したイギリスは一部の人間がやりたい放題。
そんな中、Vは自らの運命をもたらした人物に復讐するために戦いを始める。
Vを非常な運命に追いやったのはほかでもない現政府の中枢にいる幹部達。
Vの復讐=政府転覆。
Vが戦線布告しようとする直前、ナタリーポートマン扮するイビィと遭遇。
イビィは意思に反してVとともに政府に追われる立場になってしまう。
Vだけでなくイビィにも政府に対する過去はありますがあまり書くとネタばれがひどくなってしまいますので彼女の詳細はここまでにします。
「1812年」をバックにVの花火が夜空を彩りロンドンの象徴が爆発し、戦線布告。
Vの孤独な戦いは偶然からイビィという傍観者を得ます。
音楽や歴史上の事件がモチーフなどフィクションに深みを加えていると思いました。
政府側の地域の自警団のシンボルが横線二本の十字架でした。
これはダヴィンチコードの種本の1つであるマーガレットスターバードの著書で
テンプル騎士団、フリーメーソンにつながるシンボルとされており、
何か意味があるのかとかんぐってしまいました。
ガイ=フォークスがカトリックの側なら政府は確かにその敵ですから、
ガイ=フォークス(カトリックの象徴)、政府(反カトリック)とすれば
これもありなんでしょうか。
最後にロンドンの象徴ビッグベンが爆発するのはなんの象徴でしょうか、、、?
さて、製作のウオシャウスキー兄弟ですがマトリックスで大成功したのは有名ですね。
最近片割れが性転換し、女性になったようです。
話題に事欠かない兄弟ですね。
この映画よりそっちの方が話題性が高かったりして、、、

さてガイフォークスについては以下のHPが詳しくわかりやすいです。
興味の有る方は是非チェックしてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~cn2k-oosg/guy01.html
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by bonejive | 2006-05-14 09:59
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